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プゾシア

昨日は「化石の日」でした。私はXにカラフルなマダガスカル産アンモナイトの写真を載せたこと以外特に何もしませんでしたが、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

さて、本日はプゾシアについてとりあげます。

私が出品しているプゾシアはマランディアンドレンシスとモザンビカの2種です。

プゾシア・マランディアンドレンシス
プゾシア・モザンビカ

これに色やサイズ、殻の有無で区別して販売しています。

他の稀少種と同じく、青アンモナイトカテゴリーで入荷してその中にごく僅かしかプゾシアは含まれていません。したがって、現在出品している個体が売切れたら終了となります。

今年5月に仕入れたプゾシア、定価販売できる状態の個体は僅か

ヤフーオークションの性質でどうしても稀少個体をいくつか混ぜて出品することになっています。ただ、在庫が切れたらクレオニセラスやビューダンティセラス、マダガスカリエンスの在庫が過剰になるためプゾシアは出品はおのずと終焉に向かいます。

プゾシアもへそが潰れていない個体はほとんど出てきません。それでも遊色の強さと独特の形状は化石好きの注意を惹きます。また、フィロセラスやゴードリセラスのように北海道でもプゾシアが見つかっているため、比較対象としてマダガスカル産に需要が生まれています。

値段が高い店では4万円以上の価格で販売されてるのも見かけますが、私の販売個体は3万円を超えたプゾシアはありません。しかし、それぐらい状態がよい個体に価格をつける業者がいるのは自然なこととも思えます。

へそは潰れているものの遊色は強い個体
内側が黄鉄鉱化したプゾシア断面図

仕入れ直後は私も頻繁にプゾシアを出品していたものの、現在はもう状態のよい個体は定価販売しかできない状況になりつつあります。

種が限定されている代わりに以下に列挙するように色彩の幅があるのがマダガスカル産プゾシアの特徴です。

1.プゾシア白基調に黒

2.プゾシア茶褐色(Morondova地層)

3.プゾシア縫合線

4.プゾシア黒基調に黒

5.プゾシア・モザンビカ赤紫遊色

稀少個体のプゾシアなのでなかなか入手する機会は限られていますが、色・大きさ・縫合線といった個体差を楽しむ奥の深さがある種です。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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