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マダガスカル産アンモナイト-未研磨(プチコフィロセラス)緑遊色貴重 巨大個体
10,800円[税込]マダガスカルメナベ産 茶褐色アンモナイト-マクロセファリテス(Macrocephalites sp)巨大個体
12,800円[税込]マダガスカル産直輸入 鮮明な縫合線の浮き出るアンモナイト化石 クリオニセラス 巨大サイズ
19,800円[税込]- SOLD OUT
マダガスカル産直輸入 縫合線の浮き出るアンモナイト化石 クリオニセラス 特大博物館サイズ
19,800円[税込] マダガスカル産 遊色虹色アンモナイト-殻つき(フィロセラス)マジュンガ地層産稀少個体 巨大
11,800円[税込]マダガスカル産 遊色虹色アンモナイト-青(クリオニセラス)青緑 巨大
12,800円[税込]マダガスカル産 アンモナイト化石(ドウビレイセラス)欠け剥がれ少ない美品
5,980円[税込]- SOLD OUT
マダガスカル産直輸入 縫合線の浮き出るアンモナイト化石 クリオニセラス 超特大博物館サイズ
35,800円[税込]
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黄鉄鉱パイライト化個体を酸につけたらどうなる?
そもそも黄鉄鉱アンモナイトて何? 黄鉄鉱パイライトアンモナイトについては置換化石の記事で少しふれましたが、詳しくはふれてませんでしたので今回おさらいします。 黄鉄鉱アンモナイトは、種の名称ではなくアンモナイトの構成分に黄鉄鉱が含まれており一部または全部が鉄化しています。黄鉄鉱は「愚者の金」の異名をもち、一定のファンを獲得してます。 しかし、通常の黄鉄鉱原石と異なり、アンモナイトと融合する置換化石には経年劣化による酸化がつきものです。 また、黄鉄鉱化した個体は通常の個体よりも鉄の匂いを強く発し、重量も同じサイズの通常個体と比較すれば倍近く重たくなっています。 黄鉄鉱アンモナイトはどこの国で採掘される? 黄鉄鉱アンモナイトはそもそもどこの国で採れるのでしょうか。 私が把握いている限りでも数か国は黄鉄鉱アンモナイトを売りにしています。 まず、黄鉄鉱アンモナイト個体の一大産地はロシアです。ロシア産個体も個体差はあるものの、酸化という波には抗えません。 ロシア産黄鉄鉱アンモナイトの個体差、酸化の進捗には目に見えて違いがあります。 光沢こそ衰えているものの、酸化で黒ずんで…
マダガスカル現地の事情更新
最近アンモナイトを含む天然石全般の法改正等についてアップデートしてなかったのでふれておきます。 ネパール産やペルー産アンモナイトが辿った規制強化で規模を縮小した道をマダガスカル産アンモナイトも歩み始めている気します。 新聞記事や当該法律はすべて確認してはおりますが、著作権等の問題があるため転用はここでは行いません。 輸出税の発効 天然石取引業者に課される20%の輸出税を現地政府は立案し、発効待ちの状態が続いていました。 しかし、この税法は殆どすべての業者が船便発送をボイコットし結果として税金が国に入ってくることはなく、白紙撤回されました。(私は現地代理人と10年売買契約を締結していたため、この課税適用は免除されていました) この白紙撤回は天然石業者にとっては朗報となりました。 ただ、課税となっていてもアフリカやマダガスカルの現地事情に精通してる人であれば、詳細については言及を避けますが抜け道はありました。 昨年輸出税を回避する業者が出荷を見送り私の発送も3か月近く遅延しました。 現地鉱山省の輸出許可に係る手数料の値上げ 上述の輸出税の撤回に伴い、現地政府が代替案として立…
アンモナイトのクリーニング記録
これまで少ししか触れてないクリーニング作業について本日は書いてみます。 クリーニングの意義 既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、昨年からクリーニングを施した個体を販売しています。 みなさんご存知のとおり、化石にはクリーニングがつきものです。 ほとんどの化石は見つかった時に岩石などが付着、または岩石に埋もれた状態で見つかります。クリーニング作業では、原石状態から化石本来の良さや美しさを人の力で最大限引き出します。 マダガスカル人も研磨やクリーニングは施しているものの、大量生産につき細部に至る仕上げは雑なことも多いため、販売前に手作業で追加クリーニングを行っています。 プゾシア(Puzosia quenstedti)のクリーニング経過 サイズは3センチほどでやや小さい個体ではあるものの、変形はなく綺麗に仕上がりそうなため選びました。 写真1.原石の状態 道具はダイソーにて販売されている画鋲やケガキバリを使います。 写真2.へその母岩落とすのに役立つケガキ針 写真で見てわかる通りかなり強い色が見えています。 また多くの母岩がこびり付くように残っています。 写真3.少し作業が進捗し住房部…
アンモナイト修復は必要か?否か?
過去にも触れてますが、最近また新たな意見を聞く機会があったので整理してみます。 アンモナイトの修復の定義 修復には大きく分けて2種類あると私は捉えています。 ①いわゆる個体と同質の地層から採れた母岩や砂を使用した修復 ②販売個体とは全く別の個体を使用したいわゆるキメラ個体と言われる修復 ①について、こちらは大半の化石好きは許容してくれるでしょう。一方、②についてはかなり反対意見も根強い現実があります。 ただし、例外もあるのだなと最近自分の考えを覆される修復の認識を耳にする機会が増えました。 へそ周りについて、へそが穴が開いたままよりは母岩を再利用して修復もしくは別の小さな個体を埋め込んでも見栄えがよい方がよいといった意見です。 この点について、私は肯定も否定もしていないものの、一定の逆風があるだろうと予想していたのです。 この前提が変わるきっかけは、巨大個体とチュレア産のリトセラスの存在でした。 へそに殆どの個体で修復が入るチュレア産リトセラス 私は修復個体には自分が知っている範囲で修復履歴の有無を記載しています。それにも関わらず、修復ありでもオークションでも高額落札…