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キャライコセラスのへそ出し挑戦

コンクリート針使用には気が乗らない

過去にチュレア産のアンモナイトをコンクリート針で真っ二つに割ってしまった苦い経験があり、コンクリート針を使うのは躊躇してました。

ただ、今回彫刻刀もタングステンも刃がたたないので仕方なく、コンクリート針でコンコンと母岩取り除きました。

予想してはいたのですが、内側に相当な量の結晶化したカルサイトが含まれており手強かったです。

まだ、コンクリート針の感覚がつかめていないこと、マダガスカル産は北海道産と異なり母岩柔らかいので力加減を間違えるとすぐ破損します。

私は商売柄、遊色をどれだけ綺麗に残すかに優先度を置いていたので道具の研究は怠っていました。しかし、現状在庫を捌くには避けて通れない道となってきました。

やってみた感想

かれこれ2年ぶりくらいでしょうか、ブランクの後でやってみました。

キャライコセラスは厚みがあること、母岩がしっかりしており破損リスクとは無縁でした。

これで開かずの間に入ってる巨大個体の封印を解除できるならやる価値はありそうです。

精進していくしかないですね。

順序としてはコンクリート針で硬い塊を飛ばしてから、ケガキ針等で仕上げ、最後はウォーターフロスで残った削りカスを除去する流れなら現在のスペース、道具でも乗り切れそうです。

北海道産を加えた今後の取り組み

そもそも北海道産アンモナイトの研磨クリーニングをタガネ等を駆使して日常的に行っている方からしたら、そんなレベルのことをやっているのかと思われそうです。

ただ、マダガスカル産は母岩が柔らかく、扱いやすい個体が多いので自分自身が逆輸入されたように私が北海道産の母岩に触れると質感に驚きます。

マダガスカル産だけではなく、北海道産の取り扱い枠を今後増やしていくには向き合うべき課題となるでしょう。

現状はインド人が営業してるカレー屋さんにタイ料理やケバブメニューが登場してるような枠でしか国産を取り扱いできる余裕はないです。

フィロセラスやプゾシア、テトラゴニテス、ゴードリセラスと日本とマダガスカル産の共通種も多いため、クリーニング方法を確立できれば新たな可能性に繫がりそうです。

だいぶおへそ周りを掘りましたが、北海道産を扱う熟練さんから見たら笑われそうなレベルでしょうね、精進するしかありません。

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