イベント第4回目初日終了
本日イベントの初日を無事終えました。
さすがに準備段階の忘れものは減りましたね。
さて、ざっくりと見出しをつけて振り返ってみます。
今回の課題
搬出入の関係で持ち込める個体数には限りがあります。
その中で巨大個体や稀少個体を織り交ぜて変化を加える試みを導入してます。
運搬時のリスクや展示会場での破損リスクをどう乗り越えていくかが課題です。
クリーニング体験自体は定例行事のように定着してきているので原石仕入れを行い、どう個体数を確保していくかが宿題となります。


開催場所を取り巻く環境
1932年築のレトロな銀座奥野ビルを会場としています。
近くには画廊が乱立しており、作家さんたちが銀座散策をする際についでにふらっと立ち寄る機会が多かった印象があります。
ただ、京橋付近のギャラリー街が中国人に買収されており、今後この流れが継続すれば立地条件による恩恵は減っていくかもしれません。
それでも町田でイベント開催していたときと比べるとアクセス条件は大幅に向上したと感じています。

来客者の属性
年齢層や職業、性別もばらつきがあります。
初回の開催前は子どももくるかと予想しておりましたが、開催日が平日が多いこともあり、なかなか子どもにまで化石と触れ合う機会を提供できておりません。
日本人の方はクリーニングに興味を持たれますが、外国人のお客さんは専ら絵葉書と研磨済個体の購入に興味は向いています。
日本の場合、北海道のアンモナイトの稀少性ですと気軽にクリーニングして失敗が許されないのでマダガスカル産の量産体制で試してみたい方が多いような気はします。
銀座界隈につき、会社員や芸術家の方が多い印象はうけます。
SNSでイベントの存在を知り来場してくださる方も多いため、刺さる属性の方に営業を仕掛けることは継続します。
現状分析
前回はまとめてクリーニング個体を購入された方に底支えしていただきました。
一方、今回は太客にどれだけ依存せずに結果を残せるかいい機会です。
前回のスランプが他のギャラリーの会期と重ならなかったからなのか、暑さのせいかわかりませんでした。
秋の一番過ごしやすい季節の開催につき言い訳は許されませんし、客観的に自分の置かれている立ち位置を把握できそうです。
超円安による観光客の増加もあるので、外的要因も回数重ねることで冷静に判断できてくるでしょう。
また、終わった段階で総括評価してみます。


