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アンモナイトの名称由来と螺旋渦巻き

みなさん既にご存知の方も多いと思いますが、アンモナイト(Ammonite)の由来についておさらいします。

古代エジプト神話の太陽神アモン(Ammon)の姿には羊のような角が生えていたそうでその形状が渦巻きだったこと、このアモンの末尾に石を示す(ite)がくっついた造語であるとされています。

渦巻きに見える太陽神アモンの角

世の中に存在する人工的造形物の元ネタの大半は、自然界に存在しているそうです。

これはルネサンス時代の芸術家が螺旋模様の黄金比やフィボナッチ数列をもとに作品を描いてることからも偶然ではないでしょう。

アンモナイトやオウムガイの螺旋形状も自然界にある一例だと私は思っています。

ネオシレシテスやペリスフィンクテスに代表される乱れのない渦巻きはアンモナイトの象徴とも言えます。

私が見た個体で一番綺麗な螺旋模様
対数螺旋に従うオウムガイの形状
クリーニングで綺麗な螺旋を出すのが至上命題のネオシレシテス

当店のビラやポストカード、ショップカードもすべて渦巻き螺旋がテーマの中心にあります。

螺旋と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?

私は、台風の渦巻き・螺旋階段・向日葵の花・蜘蛛の巣・渦巻銀河・蚊取り線香・枯山水・カメレオンやワオキツネザルの尻尾あたりを思い浮かべます。

日本人に馴染みのある枯山水
昨年マダガスカル於開催されたスポーツ国際大会のワオキツネザルのイラスト、尻尾が渦巻き
カメレオンの尻尾がアンモナイト

これだけ日常に渦巻きが存在していることからも、アンモナイトだけでなく螺旋模様に人を惹きつける何かがあるのは間違いないでしょう。

ちなみにアンモナイトは渦巻きに乱れのない個体は例外なく価値が高騰します。

街のどこかで渦巻き模様を見かけたら、なぜそこに渦巻きがあるのかを考えてみると新たな発見があるかもしれません。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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