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置換化石の神秘

マダガスカルのアンモナイトにも他の鉱物と融合した置換化石はたくさん存在します。

長い年月を経て現代に至っているわけでその間に火山の噴火や自然の地層内での圧力が加わった産物である証拠です。

私がこれまでに販売したアンモナイトでは、黄鉄鉱(パイライト)個体や方解石(カルサイト)個体、ホワイトクォーツやマグヘマタイト個体が多いです。

へそ周りが金色に輝く黄鉄鉱個体
黄鉄鉱にも虹
白い部分はホワイトクォーツとの融合
置換化石はスライス個体で内側を見せている個体も多い

これらの置換化石は、脆い個体が多かったり、黄鉄鉱化や方解石化する過程でへそや表面が潰れていたりする個体が多いです。

方解石化した個体に白い縫合線
マグヘマタイトの磁力で磁石が付着

化石はすべて一点ものですが、置換化石で状態よく形が崩れていない個体は相当貴重な存在です。

まとまった個数を出品することはできませんが、たまに在庫の中から出品して商品内容に幅をもたせるように工夫する際に活用しています。

置換化石とそうでない同種の個体を比較してみると違いがわかり、自然の副産物がアンモナイトと再認識させられます。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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