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ペリスフィンクテス

マダガスカル産アンモナイトの代名詞的な存在です。

渦巻きの美しさ、素朴な色合い、いわゆる化石として連想されるアンモナイトの姿はペリスフィンクテスの雰囲気と言っても過言ではありません。

飾りっけない素朴さが最大の魅力

これまでに巨大個体も出していたものの、最近はもっぱら小さな個体でこつこつ販売しています。

過去に販売した最大サイズ3.0kgの個体

2019年以降は週に1つ、2つは必ず販売するようにしてます。以前は研磨個体1つ、未研磨1つと2商品として毎週出していましたが、研磨済個体の仕入れ原価が値上げされたうえに競りが低調だった時期もあり出品ペースを落として未研磨のみに戻しました。

昔はまとめ売りもしていましたが、転売屋に利用されることから現在は中断しています。

10-20個程度でまとめ売りをしたときの出品写真
未研磨個体と比べてから方面が崩れないのが人気の秘密である研磨個体

販売価格や落札額が他の種と比較して大きく上下しないのも特徴です。

最近はマジュンガ地層の個体に加えてチュレア産の個体も仕入れるようになりました。

ラインの入り方が微妙に異なるチュレア産ぺリスフィンクテス

チュレア産のペリスフィンクテスの近似種も登場し、こちらの個体は市場にめったに出回らないこと、緑や橙の遊色が入ること等もあり高騰する傾向がみられます。

緑遊色が入るチュレア産のペリスフィンクテス近似種、稀少かつへそも状態がよい人気個体

他には2個体が連結している個体もこれまでにいくつか販売してきました。連結個体についてはさほど価格が高騰することもありませんでした。

大きな個体の上に別個体が乗っかる連結個体の標本

稀少種は今は仕入れ直後なので毎週のようにヤフーオークションやメルカリに出品していますが、いずれは先に在庫が尽きるはずです。そのときは、ぺリスフィンクテスに頼る時期が必ずきます。

派手な遊色個体にマダガスカル産と聞くと目がいくと思いますが、ペリスフィンクテスのように暴落がなく価格を下支えしてくれる種は販売者にとってはこれ以上ないありがたい存在なのです。

学校の理科の教材や子どもへのプレゼントの主役であるぺリスフィンクテスはこれからも人々に愛されていくと私は信じています。

研磨済個体の乱舞
こちらは未研磨個体、表面はざらざらしており白い粉が付着している

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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