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ビューダンティセラス

販売初期から人気の種です。

特徴は遊色が非常に強いこと、表面は平らで艶があります。

ただ発色が強いだけではなく、虹色が一番はっきりと現れるといった魅力があります。

遊色は青紫の個体が多く、縁はピンクで彩られる(Beudanticeras caseyi)
肋が血管のように浮き出るBeudanticeras ambanjabense
市場にほとんど流通しないBeudanticeras arduennese

図鑑では3タイプあるように記載されておりますが、研磨作業の過程で表面がかなり削られているため同定は容易ではありません。3種の内訳は、Beudanticeras caseyi, Beudanticeras arduennese,Beudanticeras ambanjabenseです。

ビューダンのあたりはずれは、色の鮮やかさ、肋が浮き出ているか、剥がれが少ないかで決まります。

稀に出てくる赤ビューダンティセラス

販売業者は、クレオニセラス・デスモセラス・ビューダン・マダガスカリエンスはほとんどクレオニセラスと表記して売っています。

それぐらい細かい種の同定が販売価格を高めるのに直結することは少ない証左でもあります。

最初の頃はどのような個体が競りで高騰するかわかっていませんでした。時間が流れるにつれて、肋が浮き出る個体や巨大個体がビューダンの価値を左右するとわかってきました。

自然に空に現れた虹は美しく儚くすぐに消えてしまいますが、ビューダンティセラスはその虹を長い年月を通じてその表面に留めたマダガスカル産アンモナイトの虹色の象徴とも言えます。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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