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ドゥビレイセラス・キャライコセラス

本日はドゥビレイセラスとキャライコセラスについてふれていきます。

色々取り扱い難易度高いキャライコセラス、触ると手がオレンジになります

なぜ2種を同時にまとめるのかと思われるかもしれませんが、現地ではこの2種は「Tracteur」と呼ばれ同一扱いをされています。

これまで私がキャライコセラスを仕入れてこなかった理由です。現地人にとってはキャライコセラスはマイナーな種であまり脚光を浴びておらず、トラクターで注文すると自動的にドゥビレイセラスが出てきます。

おそらく表面が脆く保存状態もあまりよくない個体が多いこと、サイズが大きな個体が大半であることが原因ではないかと私はみてます。

ちなみに今週私は初めてキャライコセラスの巨大個体をヤフーオークションに出品しています。

ご参考までに→https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1156896906

現地の分類名の由来は、トラクターの車輪に形が似ているからだそうです。

マダガスカル人の運転するトラクター、確かに車輪と形似てます

私はこれをヒントにビラ・ポストカードを1作依頼しました。

トラクターとドゥビレイセラスの共演イラスト

さて、話は戻りドゥビレイセラスで私が仕入れているのは2種、ドゥビレイセラス・マミラータムとドゥビレイセラス・インエクイノーダムです。

主流を占めるマミラータム
凹凸激しいインエクイノーダム

ドゥビレイセラスには、殻付き、縫合線、方解石、黒、黄鉄鉱、茶色といった個体差はあります。

黄鉄鉱化個体

殻に紫遊色が入る個体
縫合線個体

凹凸の激しいインエクイノーダムは、200kg仕入れても10個にも満たない程度しか入っていません。私は今回その事実を知る前に販売したのでもうあまり手元には残っていません。

ヤフーオークションやメルカリに稀にインエクイノーダムを見かけたらすぐに購入しておけば将来的にだれかに譲ってもお釣りがくるでしょう。

キャライコセラスは、小さな個体はほとんどなく、2kg超えの個体ばかりを入荷しました。このサイズですと定価販売でなければ利益はほぼ見込めず、初めての仕入れで大量に仕入れたのは博打だったなと反省しています。

ドゥビレイセラスのまとめ売り方法や殻を自ら研磨するといった可能性は模索していくつもりです。

クレオニセラスやペリスフィンクテスの渦巻き模様とは少し様変わりで、異端児的な位置づけのドゥビレイセラスやキャライコセラスです。

でも、軽い気持ちで足を踏み入れて集め始めると意外と愛着が芽生えるものかもしれません。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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