ガビオセラス マダガスカル Gabbioceras

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ガビオセラス科がマダガスカルにも存在

先日、未知の種として写真掲載した個体がガビオセラス(Gabbioceras)科のジョウベリセラス(Jauberticeras)と判明しました。

やはりフランス人コリニョンの論文にも存在を記されていたようです。

以下は国立博物館の方が記された論文です。この中でコリニョンが発見したガビオセラスについても言及されています。

https://www.kahaku.go.jp/english/research/researcher/papers/110957.pdf

http://jurassic.ru/pdf/Collignon,1963_Albien.pdf

プゾシア、ゴードリセラス、ノストセラス、ガビオセラス等を見ると日本やマダガスカルで同じ種が見つかってるのは興味深いです。現在の国境などヒトが決めた枠組みであり、昔はアンモナイトはそんなこと気にせずに生息していた証拠でしょう。

まだインターネットもろくに普及していなかった時代にほとんどの種の同定が完了していたのは興味深いですね。コリニョンはビジネスというより、個人的な興味や探求心で論文を残していたのでしょう。

その後時が流れ、マダガスカル人にとってアンモナイトは外資を稼ぐ手段となっていったのがわかります。

1960年代から1970年代にかけてほとんどの種は網羅されているものの、書籍が庶民の手の届くところになく、国立図書館や一部の大学図書館に保存されている状況のようです。

マダガスカル人も種の同定よりも経済的手段の方に重きを置いて現在の状況に至っているわけです。

私の今の状況もいつまで続くかわからないのでとりあえずこまめにブログ更新や出品は行っていかないとまずいと痛感しました。

いろいろ興味深い内容が出てきているので温故知新で昔の論文を読み漁りつつ、販売活動に尽力したいと想いを新たにしました。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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