アンモナイト販売人の独り言⑥
多忙を極めており、全然ブログ更新できてませんでした。
その間に何があったか備忘録で書いておきます。
ホームページ改装
見てのとおり、トップ画面を立ち上げ時から全く更新していませんでした。
最近これまでの私の販売歴で印象に残った個体の画像を100枚程度掲載して自動で横に流れるようにしました。なお、現時点で掲載枚数上限に到達してますので定期的に削除して内容を入れ替えようと考えています。


お客様の声もヤフオクとメルカリ分の評価を遡及して掲載しました。
1000件以上一気に掲載したため、ホームページに大きな負荷をかけているのが現状です。
今後掲載ページを分割して軽量化をはかります。
今後は一日ブログ一件更新、ホームページとBASE一点は出品を目指したいところです。


イベントの内容変化
これまでのイベントは、珍しいもの見たさと言いますか新しいことをしている特需みたいな側面がありました。それが回数を重ねたことで、真新しさで集客できる時期は過ぎ去ったと認識しています。
例えば、ヤフーオークションも売上同額あげるのに同じ努力をしていては初期と同じ結果は残せません。今後イベントを継続していくには、クリーニング体験だけでは行き詰りが来るでしょう。
そこで最近は少しずつ展示用個体を持参し、イベント開催中に展示しています。
搬出入での破損等のリスクもあるのでなかなか折り合いつけるのが大変そうですが、今回から挑戦していきます。

仕入れ状況
マダガスカル現地の方がしびれを切らして売り込み営業を仕掛けてきてます。
しかし、私の現状在庫を見ると仕入れをすると在庫過多で生息場所がなくなります。
今回、黒ドゥビレイセラス43kg、異常巻き20kg、アルゴノウティセラス23kgの売り込みきたものの、不確定要素が多いため保留しています。現地側が他に売り捌けるならそちらに回ることになりそうです。



マダガスカルの政治状況
既に新聞等メディアにて報道されたとおり、クーデターが発生しマダガスカル大統領がドバイに亡命しています。
この状況下において、アンモナイト輸入に影響があるといえば現状はむしろ書類審査等が政府機能不全により通過しやすくなっているようです。
ただ、この政治状況をふまえ、渡航延期する業者は増えてくる可能性は高いです。それが市場流通価格にどのように影響を与えるかは注視していく必要があります。

同業者の動向
長引く超円安で市場撤退する業者が増えてきましたね。
上野御徒町で化石販売を展開している店も販売価格に円安影響を織り込んできていますが、誰も定価販売では買わない負のスパイラルに突入してると同業者視点で見ると思えてしまいます。
クリーニングや輸入仕入れ、通関を全て自分で行ってやらなければいくらヤフーオークション等で市場相場を確認しても意味がないでしょう。
端的な事例として、最近大阪万博のアンモナイトパビリオンの影響を受けてか黒アンモナイトが高騰していました。
実は私は2019年以降黒アンモナイト扱っていますが、当時は相場は低迷していました。
最近上がった理由は黒アンモナイトが人気が出たからというより、私が仕入れている地層が変わって艶や外観が変わったからとみています。
それを知らない同業他社が黒アンモナイトを最近私の出品文を真似したりして販売しています。
おそらく販売は困難を極めると分析しています。地層の当たりはずれは仕入れる前に選べるものではありません。
さらに付け加えれば、万博終了とともに黒アンモナイトのブームは既に過ぎ去っているようにも感じています。
人の真似をしても、常連さんの顔ぶれも違うので同じ結果にはならないのだなと実感しています。
ヤフーオークションの荒らし入札について
何度となくふれてきましたが、最近落札した後のキャンセルや嫌がらせ入札が多発しています。
既存のお客様にも多大なる迷惑がかかっています。
今後もしばらくいたちごっこのような形で入札取消しや落札後の連絡なしといったトラブルが予想されます。
オークション開催中に入札取消しや終了後に繰上げがあった場合、何か起きたなと察知していだければと思います。
