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アンモナイトまとめ売りの必要性

定期的にまとめ売りをしていますが、その背景理由について書いてみます。

直近の225個セット販売写真

まず、大前提としてマダガスカル人は小さな個体だけ、品質のよい個体のみしか買わないといった注文を受け付けてくれません。

そこでどうしても単体では販売が難しい個体が出てきます。

ここで現地事情を知らない方が聞けば、「それなら発注時によい個体だけを厳選すればよいでしょう?」と思われるかもしれません。

実は初期の頃に私も同様のリクエストをしました。そうすると1kgあたりの単価が大きく跳ね上がるため、質が若干難あり個体等と受け入れてそれをどう売り捌くか工夫する方が健全な取引になるとの結論に至ってます。

初めてまとめ売りをしたときは10個セットをヤフーオークション載せましたが、これがかなり高騰して意外と需要あるのではと驚きました。それ以降数か月に1回程度出品しています。

しかし、常にまとめ売りをすることは相場価格の暴落を招くリスクを孕むため出品頻度は慎重に検討しています。

あまり詳しく用途を質問しておりませんが、聞いているかぎり子どもたちのイベント用といったケースが多い気はします。発掘イベント等の参加者に参加記念にプレゼントされていたり、お医者さんが通院児童へのプレゼントで購入されたこともありました。

まとめ売りを模倣する出品者が出てこないところを見ると、年間1トン規模を仕入れるリスクを誰も選択しないのかもしれません。私としては在庫整理の一環でまとめ売りを行い、購入者は質は求めないけどまとまった数が欲しいといったニーズが合致しているので競りが成立しています。

これまでに青個体だけで1トン以上は販売しているものの、まとめ売りなくして在庫を減らすことは高いハードルです。

昔は複数の種を混ぜたアソートセットも販売していましたが、現在はオウムガイのミニ個体や赤のミニ個体は仕入れ困難になり商品ラインナップからは姿を消しています。またいつかアソート盛り合わせをしてみたいとの願望はあります。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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