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アンモナイトのカウントは個数か重量か?

マダガスカル人と日本人にはアンモナイトの向き合い方に大きな差があります。

マダガスカル人は、個数は重視しておらず重量単価測り売りが基本です。例外としてお土産屋さんでの販売は個数単価販売です。さらに言えば、稀少種ノストセラスのような異常巻きも個数単価販売です。

マダガスカル首都の街中にあるお土産屋さんに並ぶアンモナイト

この差をうまく活用することでオークションが成立しています。また後日記載しますが、原価概念が日本人仲介業者とマダガスカル人のアンモナイト村では全く異なります。

アンモナイトで生計を立てる村の倉庫での測り売りの光景

おそらく、この考え方が生まれた背景にはマダガスカルの世界屈指のアンモナイト産出量があると私は見ています。

これに伴い、マダガスカル人にはアコネセラスやエオゴードリセラスが稀少個体という概念そのものがありません。重量測り売りで1個体を少しでも高く販売しようとする考えはマダガスカル人には皆無です。

このような文化の違いがあり、マダガスカル人の採掘からの大量卸売り、他国での小売りが成立しています。

この記事の著者

たまき

管理人のたまきです。
1979年11月13日生まれ、これまでアフリカで建設業を通じフランス語通訳や石油ガスプラントの海外営業業務に従事してきました。

アフリカの地政学リスクを取捨選択して事業展開しています。
他の販売者が仲介業者を介すところを自分だけで直輸入することで、コストを最大限カットし低価格と高品質を両立しています。
2018年よりマダガスカル産アンモナイトを年間トン規模で仕入れて販売しています。

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